資料室

録音に必要なICレコーダーの台数

2025年05月08日更新

席の間隔にもよりますが、確実に録音するため、当社では3人に1台を目安に置いています。

 
1.ICレコーダーが少ない場合

写真のようなレイアウトの場合は、長辺に3台、短辺に1台、合計8台必要ですが、ICレコーダーは1台か2台しか所有していないというお客様が多いと思います。手持ちのICレコーダーが少ない場合、1台であれば座席エリアの中央か、話す頻度が高い方の前に、2台であれば座席エリアの対角に1台ずつ中心に向けて置きます。

2.ICレコーダーの収音範囲

ICレコーダーが収音できる範囲は5mとしているメーカーもありますが、現実的には2~3mがクリアに録音できる範囲とお考えください。ICレコーダーから遠くなるほど音声は不明瞭になり、正確に起こせなくなります。

3.ICレコーダーの収音範囲を超える場合

当社では3人に1台が目安ですが、ICレコーダーの台数が限られている場合は、少なくとも5人に1台がクリアに録音できる限界ラインになります。そのため、3台以上必要になる15人超の会議ではハンドマイクを使用し、ハンドマイクのスピーカーに向けて1台と、予備的にスピーカーの対角に1台置いていただくことをお勧めしています。スピーカーに近づけ過ぎると音割れし、遠過ぎると不明瞭になりますので、30cm程度離して置くのがベストです。ハンドマイクを使用する際は、録音するためマイクを使用して発言していただく旨を、会議前にアナウンスします。


[用語解説]
・ハンドマイク:手で持って使用するマイク。有線と無線の2種類あり、ポータブルスピーカーとセットになっている小規模なものから、会議室に設置されたPAシステムを使用する大規模なものまであります。

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